スピーカーユニット詳細
FOSTEX FE106Σ
10cmフルレンジユニット
角形ダイキャストフレーム
このスピーカーユニットはFOSTEXブランドからFEシリーズとして、1985年にレギュラー販売モデルとして発売された、10cmフルレンジユニット「FE106Σ」です。主なスペックは、インピーダンスは8ohm、出力音圧レベル(能率)は92dB/W (1m)、耐入力は5W〜15Wが最大です。
エンクロージャ設計の参考となる数値を挙げるとすると、まず最低共振周波数(fs、f0)は80Hz、再生周波数帯域は80Hz to 18kHzを確保しており、バックロードホーン向けコンポーネントとして設計されたこの製品は、Qts(Q0)が0.28という値であり、Mms(m0)が2.7g、となっています。
フレームは角形ダイキャストフレーム製となっており、必要なバッフル開口径はΦ98mm、ネジ穴は4穴あける必要があり、マグネット質量は386g背負っており、総質量は950gとなります。本体全体の直径は128mm、奥行きが63.5mmあります。
Thiele&Small Parameters | Voice Coil Parameters | Mechanical Parameters |
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fs (f0): 80 Hz Qes: 0.28 Qts (Q0): 0.28 | Z: 8 ohm | Mms (m0): 2.7 g Diaphragm R (a): 4 cm |
Enclosure Parameters | Other Parameters |
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SPL: 92 dB/W (1m) Baffle Hole Diameter: Φ98 mm Depth: 63.5 mm Frequency Response: 80Hz to 18kHz | Nom.: 5 W Mus.: 15 W Overall Diameter: 128 mm Magnet Weight: 386 g Net Weight: 950 g |